Joakim Berghäll Dark Roast 006
10月初旬にラハティでプレミアコンサートを行ったばかりのフィンランド次世代のサックス奏者ヨアキム・バリヘール率いるセクステットが登場。
Reiska Laine Quintet
『タンペレ・ジャズハプニング』3日目。ベテラン中のベテランで結成されたレイスカ・ライネ・クインテットが登場。半世紀以上もの長いキャリアのある、レイスカ・ライネ(ds)が満を持して結成したバンドである。
Jukka Gustavson Prognosis
A.C.ジョビンの「Stone Flower」から始まった、ベテラン、オルガン奏者のユッカ ・グスタフソン率いる4人編成のグループ。ロックをベースにジャズ、ブルース、フュージョン、ワールドミュージック等ジャンルを超えて、心地良く突き抜けたパフォーマンスはどんな音楽ファンをも魅了する。
Iro Haarla Quartet
2005年にECMデビュー作『ノースバウンド』を発表したフィンランドの女性ピアニスト、イロ・ハールラがカルテットで登場。
Yrjö Award 2020
毎年、フィンランド・ジャズ協会がその年にジャズ界で活躍した人物を選ぶ授賞式で、ジャーナリスト、ミュージックレーベル、ミュージシャンが受賞される。
Tampere Jazz Happening 2020
世界がいまだ新型コロナウイルスの影響を受けている2020年、音楽業界を取り巻く状況はとてつもなく厳しい。
Timo Lassy band
先述の「ユリヨ・アウォード」を受賞したタンペレ・ジャズハプニングの今年の「顔」とも言えるティモ・ラッシー率いるバンドがフェスティバルの締めとして大トリで登場。
Mortality
タンペレ出身で2007年設立のレーベル、エクリプス・ミュージックを率い、ギタリスト、シンガーソングライターであるタピオ・ユリネン。アウォードを受賞したことは先述の通りだ。
Verneri Pohjola & Tuomo Prättälä
いよいよフェスティバルも最終日を迎えた。最初のステージは2002年から活動する精鋭グループ、イルミリエッキ・カルテット(ILMILIEKKI Quartet)で長年ともにプレイしてきた2人が登場した。
Antti Lötjönen Quintet East
フィンランドを代表するべーシスト、アンティ・ロトョネン(元ファイブ・コーナース・クインテット)率いるクインテットが3日目のトリを飾った。
Timo Lassy & Teppo Mäkynen Duo
ティモ・ラッシー(sax)とテッポ・マキュネン(ds)。いまやフィンランドのジャズミュージシャンといえば真っ先に名前が挙がるほど、国際的な活動で経験を積んだ2人だ。
Avishai Cohen Trio
初日の夜公演はイスラエル出身でコンテンポラリージャズ・シーンを代表するアーティストがステージに姿を現すなり、喝采と大歓声に包まれた。
Takuya Kuroda with MISIA
トランペッタ―の黒田卓也率いるニューヨークで長年共に活動してきたメンバーで構成された日米混成バンドの軽快なパフォーマンスで始まったステージ。
Meshell Ndegecello
NHKホールのステージ奥のスクリーンに花火が打ち上がりスタートを告げた東京ジャズ2019。今年のオープンニングステージは唯一無二の世界観を持つ、ベーシスト&ヴォーカルのミシェル ・ンデゲオチェロのグループが登場。
Tokyo Jazz 2019
国内最大のジャズフェスティバル、『東京ジャズ』が今年も渋谷・渋谷NHKホールをメイン会場に8月30日から9月1日の日程で行われた。
Chick Corea Acoustic Trio
盛大な拍手に迎え入れられ登場したチック・コリア・アコースティック・トリオ。日本で久しぶりにこのトリオで演奏前に、MCで感謝の意を伝えたことは、チック・コリアの人柄であり、「このトリオで何世紀も共に演奏してきたんだ」と風呂敷を大きく広げるジョークで笑いを誘う彼の流儀に会場は和やかな雰囲気となった。
Siril & Jacob Japan Tour
12月に入り、世のクリスマスムード高まる中、北欧はノルウェーからヤコブ・ヤング、シーリル・マルメダール・ハウゲのデュオが来日。
We Jazz 2018 Report
師走に入り、2018年もあと残すところひと月。年末感が漂い始める東京を離れ、今年もフィンランドへ向かった。約9時間半後、ヘルシンキ・ヴァンター空港へ予定通り到着すると、市内は昨年と同様に積雪はなく、幸いにもそれほど寒さを感じることはなかった。