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© photo by Maarit Kytöharju

Yrjö Award 2020

フィンランド

Words by JazzProbe

毎年、フィンランド・ジャズ協会がその年にジャズ界で活躍した人物を選ぶ授賞式で、ジャーナリスト、ミュージックレーベル、ミュージシャンが受賞される。

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マッティ・ライピオ

本年は、ジャーナリストのマッティ・ライピオ(Matti Laipio)、地元タンペレからエクリプス・ミュージックのタピオ・ユリネン(Tapio Ylinen)、そしてサックス奏者のティモ・ラッシー(Timo Lassy)が受賞した。ラッシーは受賞の挨拶に続き、受賞記念の演奏を行った。メンバーの登場に合わせて一人一人に感謝の言葉を伝え、コロナ禍で渡芬できないレギュラーメンバーのギリシャ人ピアニスト、ヨルゴス・コントラフューリス(Georgios Kontrafouris)を紹介していたのもラッシーならではの心遣いだ。タイトル曲「Moves」から軽快に始まり、クールに熱い「Q & A」、そして最後にドラマティックな展開の「Lashes」では各メンバーのソロをフィーチャーした持ち前のアグレッブでソウルフルなサウンドを披露した。

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タピオ・ユリネン

リンク

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