mopo2
© photo by Atsushi Toyoshima (jazz Probe)

Mopo

フィンランド

Words by JazzProbe

2009年の秋、彼らがヘルシンキのバーで出会い、ブレーンストーミングの結果、結成されたのがMopoです。トリオはジャズ、70年代のパンク、そしてフィンランドの自然からインスピレーションを得て、彼らの激しくも、メランコリックな演奏はフィンランドのジャズクラブ・シーン全体で観客の心を奪ってきました。 2011年5月、新人の登竜門的コンテスト、ノルディック・ジャズ・コメッツのフィンランド代表を決める決勝で優勝し、ストックホルムで開催されたファイナルで大きな関心と注目を集めました。

また、2014年取材のヘルシンキでのジャズ・フィンランド・フェスティバルでは、ショーケースで出演し、ちょうど当地でヨーロッパから集まったジャズ関係者のコンファレンス開催中ということもあり、高い評価と知名度が一気に増しました。Mopoはこれまで4枚のアルバムをリリース。「Jee!」(2012)、「Beibe」(2014)、「Laiva」(2016年)はすべてフィンランドのTexicalli Recordsよりリリース。「Beibe」はジャズアルバム部門でフィンランドのグラミー(Emma)を受賞。彼らの激しく熱い演奏は世界中の観客の心を奪い、近年は、メキシコ、英国、スウェーデン、スロベニア、モロッコ、ノルウェー、トルコなどへツアーを精力的に行っています。2017年取材の恒例イベントWE JAZZでは、4枚目の最新アルバム「Mopocalypse」(We Jazz Records)のリリースに先駆けた熱演のステージとなりました。

Linda Fredriksson – Saxophones
Eero Tikkanen – bass
Eeti Nieminen – drums, percussion

Mopo
© photo by Atsushi Toyoshima (jazz Probe)

ディスコグラフィ

Jee! (2012)
Beibe (2014)
Laiva (2016)
Mopocalypse (2018)



mopo

Mopocalypse
WeJazz 2018
INFO