PLOP & Junnuがフィンランドのグラミー賞2023（Emma Gaala：エンマ・ガーラ）で年間最優秀ジャズアルバムを受賞！

(photo) 左より、ユハニ・アールトネン、ミッコ・イナネン、ヨーナス・リーッパ、ヴィッレ・ヘラッラ

２月３日、フィンランドのグラミー賞『エンマ・ガーラ2023』授賞式が首都ヘルシンキにあるアイスホールを特設会場として開催されました。ジャズ部門では、トリオで活動するPLOPとサックス奏者ユハニ・アールトネンが組んだ『PLOP & JUNNU』（Fiasko Records）が年間最優秀ジャズアルバムを受賞しました。

Emma gaala公式サイト

サックス奏者のミッコ・イナネン、ベーシストのヴィッレ・ヘラッラ、ドラマーのヨーナス・リーッパという各々が様々なプロジェクトに加わるベテランプレイヤーによって2007年に結成されたワイルドでフリーなジャズトリオPLOP。2018年にフィンランド音楽の生ける伝説、87歳のテナーサックス奏者＆フルート奏者、ユハニ “Junnu” アールトネンと初めて手を組み活動を行ってきた。

そして、このカルテットの通算5枚目のアルバム『PLOP & JUNNU』が2022年春にフィンランドのインディレーベルFiasko Recordsからリリース。もともとは国営放送YLEラジオの依頼により制作され、イナネン、ヘラッラ、リーッパが2020年の暗いコロナ時期に制作した楽曲とグループによる様々な趣向を凝らした高揚感のある即興演奏が収録されている。昨年はトゥルク・ジャズフェスティバル2022でリリースコンサート、ヘルシンキ市内のレコード店ディゲリウス等でライブを行ってきた。2023年は下記の日程でフィンランド各地や欧州を訪れ、長いキャリアを持つグループの音楽的な可能性をさらに追求していく。

PLOP & JUNNU LIVE
5/9 Bar Favela, Helsinki (PLOPのみ)
7/27 Turku TBA
8/13 Bezau Beatz 2023, Austria
8/16 G Livelab, Helsinki
8/17 G Livelab, Tampere
8/26 Café Saltbodan, Loviisa (PLOPのみ)

PLOP & JUNNU
Mikko Innanen – as, sns, bs and ob
Juhani Aaltonen – ts and fl
Ville Herrala – b
Joonas Riippa – ds,per and tp